タグホイヤーが動かないときの対処法!原因とケア方法を解説

タグホイヤーは、ロレックスやオメガと並んで人気の時計ブランドです。スポーティかつエレガントなデザインと、優れた機能で世界中から人気を集めています。

特に、カレラやアクアレーサー・フォーミュラ1は人気が高いです。

そんな人気のタグホイヤーですが、使っていたら突然動かなくなってしまったということもあります。そこで今回は、タグホイヤーが動かなくなったときの対処法やケア方法を解説します。

タグホイヤーをオーバーホールしないとどうなる?はこちらから!

1,タグホイヤーが動かないときの原因

タグホイヤーが動かないときの原因は、大きく5つあります。それぞれ見ていきましょう。

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1-1,電池切れや巻上げ不足

1つ目の原因は、電池切れや巻上げ不足です。タグホイヤーには、電池で動くクォーツ時計と、巻上げたゼンマイがほどける力によって動く機械式時計があります。

機械式時計には更にリューズ操作によってゼンマイを巻き上げる手巻き式時計と、装着時の腕の動きによってゼンマイを巻き上げる自動巻き時計があります。タグホイヤーは、基本的にメンズ時計は自動巻き時計が多く、レディース時計はクォーツ時計が多い印象です。

時計が動かない際に動力となる電池がない、またはゼンマイが十分に巻上げられていないことが多くあります。クォーツ時計の場合、電池の寿命は約2年と言われているため、その年数を目安に電池交換する必要があります。

電池交換は自分で行うと内部にゴミが入ってしまったり、ムーブメントに不具合が発生したりするリスクがあるため、正規店か民間の時計修理店に依頼するようにしましょう。

機械式時計の場合、きちんとゼンマイが巻上げられているか確認が必要です。とくに自動巻き時計は時計を着用していても、きちんとゼンマイが巻き上がっていないこともあるため、リューズを30~40回くらい手動で巻き上げてみましょう。これらを試しても時計が動かない場合、他の原因が考えられます。

1-2,パーツの油切れ・劣化

2つ目の原因は、ムーブメントのパーツに塗られている油が切れたり劣化したりしていることです。

タグホイヤーの機械式時計には、100を超えるパーツが使用されており、それぞれが連動して時計を動かしています。とくに摩耗の激しいパーツには、潤滑油が塗られていますが長年使用していると、この潤滑油が劣化したり乾いたりします。

その結果、パーツの連動がうまくいかずに時計が動かなくなってしまうのです。油切れや劣化を防ぐには、パーツに油を塗り直すオーバーホールを行う必要があります。

油切れの場合、長年オーバーホールをしていない場合がほとんどです。オーバーホールの期間は、3~5年に1度と言われていますので、長年オーバーホールをしていないという方は早めにオーバーホールを依頼するようにしましょう。

1-3,ゴミや水の侵入

3つ目の原因は、時計内部に埃や水などの異物が侵入していることです。時計はリューズをしっかりと閉めていないと、その隙間から小さなゴミや水が入ってしまうことがあります。ゴミがパーツに付着して動きを悪くしたり、水によってパーツが錆びてしまったりします。

この場合、ムーブメントを開けてゴミを取り除いたり錆びたパーツを交換したりする必要があります。

とくに水が入ると、鉄でできたパーツはすぐに錆びてしまいます。パーツを交換する場合、各パーツの費用が別途かかるため修理費用が高額になる傾向があるため、早急に修理を依頼するようにしましょう。

1-4,ゼンマイ切れ

4つ目の原因は、機械式時計の動力源であるゼンマイが切れていることです。ゼンマイは細い鉄製の線で、螺旋状に巻かれています。このゼンマイが切れてしまうと、当然時計は動かなくなってしまいます。

ゼンマイは、バネのように伸び縮みしているため、丁寧に扱っていたとしてもある程度の年数を使っていると切れてしまいます。また、無理に巻上げすぎてしまうとゼンマイに負荷がかかり切れることがあります。ゼンマイが切れると、リューズで巻上げても手応えがなく、キュルキュルと空回りするような状態になります。

このような状態の時は、修理でゼンマイを交換してもらいましょう。

1-5,磁気帯び

5つ目の原因は、磁気帯びしていることです。タグホイヤーをはじめとした時計は、強い磁気を発する製品の近くに置くと、磁気が時計のパーツに移ってしまう性質を持っています。

磁気を持ったパーツは、正常に動かなくなってしまい時計の精度が狂ったり動かなくなったりしてしまいます。

スマートフォンやノートパソコン、電子レンジなど身近な製品でも磁気を強く発しており、気づかない間に時計を近くに置いて磁気帯びしていると言う事例は多々あります。時計が動かなくなる前に精度が狂っていたという場合は、磁気帯びの可能性が高いといえます。

 

2,タグホイヤーが動かないときの対処法

タグホイヤーが動かない場合、時計を修理してもらう必要がありますが、主に2つの修理依頼方法があります。

2-1,正規店

タグホイヤーの販売元であるメーカー、正規店に依頼する方法です。専門スタッフと熟練の時計技師によるメンテナンスや修理を受けることができます。

依頼方法は、タグホイヤーの販売店に出向いて時計を預けるか、ウェブサイトから申し込みをする方法があります。正規店はメーカーならではの安心感がある点が魅力ですが、その分費用が高く修理期間も長い傾向があります。

タグホイヤーには、正規店で購入した方に向けた特別会員プログラムがあり、これに入会すれば修理費用が安くなるという特典があります。しかし並行輸入店や中古での購入、プレゼントでもらった場合などは対象外になるため通常価格でのメンテナンスとなります。

2-2,民間の時計修理店

民間の時計修理店は、時計修理を専門に行う民間の企業や個人店が運営している店舗を示します。全国にいくつも店舗を構えるところから、街の時計屋さんというようなところまで、その規模や形態はさまざまです。

民間の時計修理店は、正規店に依頼するよりも費用が安く修理にかかる期間も短いというメリットがあります。その一方で、きちんとした店舗を選ばないと技術や品質が低いところもあるため、注意が必要です。優良な店舗を見極めるには、次の3つのポイントを確認しましょう。

・資格を持った技術者が在籍している

・修理後の保証が半年以上

・修理実績が豊富

これらのポイントを満たした、当サイトでおすすめの時計修理店が「オロロジャイオ」です。

オロロジャイオ

住所 東京都中野区中野2丁目11−5 吉田ビル 2階
休日 土日祝
営業時間 11:00~18:00
(お問い合わせフォームからの相談はいつでも)
HP オロロジャイオ

おすすめポイント

  • 時計修理経験10年以上の技術者のみ在籍
  • ロレックスをはじめ、アンティークにも対応
  • 新品仕上げ(研磨)がセットでお得

オロロジャイオには、1級時計修理技能士、2級時計修理技能士の資格を持っているだけでなく、修理経験が10~30年の経験豊富な技術者のみが在籍しています。

また、修理完了から返却後の保証期間は1年と他店よりも長く、安心して利用できます。時計の聖地と言われる東京中野に店舗を構え、10年の修理実績を持っている点も魅力です。店舗での受付はもちろん、ウェブサイトからの修理依頼も可能で、全国対応で見積もり・送料無料で修理を依頼できます。

依頼前に概算費用の見積もりを確認できるため、修理を検討している方は、まずは問い合わせてみると良いでしょう。

オロロジャイロならハミルトンのオーバーホール料金が正規店価格から1割~2割程お得に依頼できます。筆者も利用しましたが、正規店に劣らない仕上がりでした。

【写真付きレヴュー】オロロジャイロでオーバーホールを体験!口コミや評判についても!

以下に正規店とオロロジャイロの違いを比較表にしました!

3,まとめ

タグホイヤーが動かない場合の原因と対処法について解説いたしました。タグホイヤーはクォーツ時計と機械式時計があるため、お手持ちの時計がどちらか把握し原因を考えると分かりやすいかと思います。

また正規店は、メーカーならではの安心感がありますが費用が高く期間も長くかかる傾向があります。民間の時計修理店は、数が多いため優良な店舗を見極める必要があります。当サイトでおすすめしている時計修理店は、「オロロジャイオ」です。「オロロジャイオ」は、経験豊富な時計技師による修理と安心の1年修理保証が魅力です。

ウェブサイトでは無料で見積もりを出してくれるため、まずは見積り依頼でどのくらいの費用がかかるのか確認してみましょう。

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