日常的に愛用しているロレックス デイトナの精度が悪くなってきたためロレックスの正規販売店で見積もりを依頼したところ、予想以上の高額が提示されました。
そこで、修理代金が安い評判のリペスタで宅配オーバーホールが可能と知り、実際に依頼をしてみました。
その際の
- オーバーホールの流れ
- 支払額
- リペスタのサービス内容
をご紹介します。
今回のケース以外にも、リペスタに依頼した方の口コミや評判もあわせてご紹介するので、参考にご覧ください。
リペスタにオーバーホールを依頼した理由
リペスタにオーバーホールを依頼した一番の理由は、ロレックス正規販売店の見積もりが予想以上に高額だったためです。
今回、修理したロレックス デイトナは、主に平日の仕事の時に使用しています。
休日も時々着けることはありますが、基本的には土日は家に置いたままです。
そのため、月曜日の朝に自動巻きの巻き上げが切れていることが度々あり、その度に時間を合わせていました。
しかし最近では、朝に時間を合わせても、退勤時に5分ほど時間がずれてしまうことが頻繁に起こるように。
それだけでなく、リューズで巻き上げる際にガリガリとした引っ掛かりを感じるようになりました。
どうやら内部の機械の油が切れると、精度が悪くなったりリューズの巻き上げが引っ掛かるようになるようです。
ロレックス正規販売店のオーバーホールの料金は?
ロレックス正規販売店では、修理の対応もしています。
正規販売店に持ち込み、時計を預けておよそ1~2週間で見積もりが届くとのことでしたが、実際に見積もりを依頼して届いたのは10日後。
その金額は75,500円!
予想よりも高い。4万円程度で修理できたら、と考えていたため、この金額で依頼するのは予算オーバーだと修理依頼をためらってしまいました。
そこで、ロレックスの正規販売店以外で安くオーバーホールができるところはないか探したところ、時計の修理やメンテナンスを行っている「リペスタ」というお店が、評判も良く料金も割安だったため、リペスタに依頼することにしました。
下記は、リペスタについてのネット上での評判と口コミからの抜粋です。
リペスタの口コミ・評判
実際にリペスタにオーバーホールを依頼する前に評判を知りたいと思い、調べてみました。
下記のとおり、良い口コミと悪い口コミをまとめました。
リペスタについての良い口コミ
ロレックスデイトナの精度が悪くなったので、オーバーホールを依頼。
納期が1ヶ月とのことでしたが、3週間程度で戻ってきました。オーバーホールの出来はもちろん、問い合わせ時も丁寧に対応していただき、とても満足しています。
オメガのスピードマスターが止まってしまったため、修理を依頼しました。ネットで依頼したのですが、すぐに宅配キットが届き、迅速な対応に驚きました。修理後の1年保証がついているのもうれしいポイントです。
カルティエのタンクフランセーズが動かなくなったため、修理をお願いしました。
時計にあまり詳しくないので、修理前は不安でしたが、受付の方が丁寧に対応してくれたので、安心して依頼できました。予想以上に安い値段で得した気分です。
ロレックスのデイトジャストを依頼しました。
はじめは正規販売店に依頼したのですが、部品の製造が終了しているという理由で断られてしまいました。
しかし、父から引き継いだ大切な時計だったので、どうしても直したくて、リペスタに依頼したところ、動くようになりました!諦めかけていたので本当にありがたいです。
良い口コミは、問い合わせ時の対応が丁寧という声が多いです。
その他には、値段が安い、修理後の保証が良いという口コミがたくさんありました。
時計修理店の修理後のアフターサービスは長くても半年程度というところが多い中、1年間の保証というのは安心感を感じますね。
リペスタの悪い口コミ
ロレックスのサブマリーナのオーバーホールを依頼しましたが、1ヶ月かかると言われてキャンセルしました。
他店では4週間ほどだと言われたので、オーバーホールにかかる時間が長いように感じます。
オメガのシーマスターを依頼しました。
ケースのキズを取りたくて外装仕上げもあわせて依頼したところ、思ったほどキズは取れていませんでした。あまり深い傷は落ちないとのことでしたが、期待していたので残念です。
ロレックスデイトナの修理を依頼しましたが、シェル文字盤は修理できないという理由で断られてしまいました。そのため、正規販売店に依頼したので高額になってしまいました。
悪い口コミには、オーバーホールの期間が長い、仕上げの傷が思ったほど落ちなかったという声が見られました。
リペスタのオーバーホールの期間は約1ヶ月とされていますが、正規販売店で依頼するとだいたい2~3ヶ月かかります。
正規販売店と比較すると、1ヶ月は早い方ではないでしょうか。
また、貝殻が原材料のシェル文字盤は、とても壊れやすいため修理を行っていない時計修理店が多いようです。
リペスタは、シェル文字盤でも一部対応しているブランドがあるようですが、デイトナのシェル文字盤は特に破損しやすいため修理を受け付けていないため、気をつけましょう。
リペスタの公式サイトでオーバーホールを依頼してみました
ここからは実際に、リペスタの公式サイトからオーバーホールを依頼した際の体験談をご紹介します。
1.オーバーホールの申し込み
リペスタ公式サイト内の「今すぐ無料見積」のボタンをクリック。
名前や住所などの必須情報を記入し申し込み完了後、確認メールが届きます。
2.無料梱包キットが届く
申込完了後、1~2日後に無料梱包キットが到着。
このキットに修理したい時計を入れてリペスタに送ります。
リペスタからキットが送られてくる費用も、リペスタに発送する費用もすべて無料です。
3.時計の梱包
梱包キットの内部は緩衝材がぎっしりと敷き詰められているので、送っている途中に時計が壊れる心配はありません。
4.オーバーホール依頼書に必要事項を記入
修理を依頼する時計と一緒に、修理依頼書も同梱します。
時計のギャランティや箱は、紛失のリスクがあるため発送はしないように、とのことです。
ギャランティは保証書なので同梱の必要があるように思いますが、正規販売店以外への依頼の場合、必要ありません。
5.梱包して発送
オーバーホールを依頼するロレックスと修理依頼書を梱包してリペスタに発送します。
梱包キットの指示どおりに梱包、依頼書を書けば発送作業は簡単にできます。
この後は、宅配便に出すだけです。
リペスタのオーバーホール見積額は…
発送後、数日で見積もりのメールが届きました。
ネットでは見積もり発行までに1~2週間かかるという情報がありましたが、思ったより早くて驚きました。
どうやら最短だと3日程度で見積もりが発行されるようです。
そして、肝心のお値段は…!?
合計金額がなんと27,500円!
これは安い!
正規販売店での見積もりが75,500円だったため、75,500円-27,500円=48,000円。
正規販売店より4万8千円安くオーバーホールができるという計算になります。
無事にオーバーホールされたロレックスが戻ってきました
リペスタに依頼してから5週間後、オーバーホールが完了し、発送済みとの連絡がありました。
口コミではオーバーホールにかかる期間が他店より長いとあったため、もう少しかかるかと思っていましたが、予想より早かったです。
こちらが戻ってきたロレックスです。
修理から1ヶ月程度経っていますが、全く問題なく使えています。精度もよく、以前のように遅れるといったことはありません。
まとめ
今回はリペスタにロレックスのオーバーホールを依頼した体験を紹介しました。
口コミでは割安だという声や、オーバーホールが長いという声など評価はさまざまでしたが、実際に依頼してみると、オーバーホールの期間はそれほど長く感じませんでした。
何よりも、正規販売店の半額近い値段でオーバーホールができたことに大満足!
時計の修理は正規販売店で依頼すると、想定以上に高額になってしまいます。
そのため、なるべく費用を抑えて時計修理やオーバーホールをしたい方は、リペスタがオススメ!
公式サイトでは、過去の修理事例やよくある質問も掲載されているので、時計修理やオーバーホールを考えている場合は、まずは公式サイトで詳細情報をチェックしてみてください!
リペスタのオーバーホール料金
最後に、リペスタでオーバーホールを依頼する場合のブランド別料金を紹介します。
ROLEX 19,800円〜
omega 19,800円〜
Cartier 20,900円〜
FRANK MULLER 19,800円〜
BVLGARI 19,800円〜
CHANEL 19,800円〜
OFFICINE PANERAI 19,800円〜
IWC 19,800円〜
TAG Heuer 19,800円〜
その他 要問い合わせ
オーバーホールを依頼したい時計がどれくらいの料金がかかるのかは、こちらもご覧ください。