オメガのオーバーホールはしないとどうなるのでしょうか?
機械式はやった方が良さそうだけど、クォーツはどうなんだろう、といった疑問もあると思います。
オメガのオーバーホールはどのくらいの頻度でやればいいのでしょうか。
こちらも機械式と、クォーツとでは頻度に差が出てくることも考えられます。
また、実際にオーバーホールに出した場合、かかる料金はメーカーに依頼する場合と、修理専門店に依頼する場合ではどれくらい違うのでしょうか。
またオーバーホールの内容に差があるのでしょうか。
オメガのオーバーホールしないとどうなる
時計は定期的に最適なお手入れをすれば、より長くより正確に時を刻むことができます。
これはオメガの時計も同様です。
そもそも時計は細かな部品が集まって作られています。
その部品同士がきちんと機能して動いているのです。
時計を長年使い続けると、内部にゴミやほこりがたまったり、内部に水分が入り込み部品が錆びることもあります。
部品をなめらかに動かすための潤滑油も乾燥して、部品同士がこすれ合い摩耗していき、故障の原因になります。
時計を長く使い続けるには数年に一度、内部の部品をすべて分解清掃し、摩耗している部品などは取り換え、新しい潤滑油をさす、オーバーホールは必要不可欠なのです。
オメガの時計は一般的に他の時計に比べ、堅牢に作られています。
オメガ独自の「コーアクシャル機構」を採用し、部品の摩耗が少なく壊れにくい特徴があります。
しかし、長く正確に使い続けるにはほかのメーカーの時計と同じようにオーバーホールは必要不可欠なのです。
オメガのオーバーホールは何年ごと?
オメガでは1年に1度の防水検査と、5~8年ごとのオーバーホールを推奨しています。
オメガでは公式サイトで次のように回答しています。
サービスの頻度は時計のご使用状況や着用環境によって変わってきます。例えば、防水性能はガスケットの経年劣化や衝撃の影響を受けます。そのため、1年に一度は防水性の検査を、5~8年に一度はコンプリート メンテナンス サービスを受けていただくことをお勧めします。
※オメガではオーバーホールを「コンプリート メンテナンス サービス」と呼んでいます。
ではどういった流れでコンプリート メンテナンス サービスを(オーバーホール)行っているのでしょうか。
- ケースの分解
- ムーブメントの洗浄
- 摩耗した部品の交換
- ムーブメントの組立・注油
- ムーブメントの調整と機能の検査
- ケースとブレスレットの洗浄と
- ケースとブレスレットの防水機能の回復
- 最終検品
といった8つの工程でコンプリート メンテナンス サービス(オーバーホール)を行っています。
オメガのオーバーホール費用
では、オメガのオーバーホールにかかる費用はどのくらいなのでしょうか?
正規で行った場合と時計修理店で行った場合を比較してみました。
時計修理店は
- オメガの修理実績が多数ある
- 経験豊富な時計修理技能士が
- 修理料金が安価
などを考慮して比較しました。
あわせて、正規に依頼した場合と時計修理店に依頼した場合のメリットデメリットも検証してみました。
正規店 | オロロジャイオ | |||
価格 | 納期 | 価格 | 納期 | |
クォーツ | 74,800円~ | 問合せ | 16,500円~ | 3~6週間 |
オートマチック | 105,600円~ | 問合せ | 19,800円~ | 3~6週間 |
コーアクシャル | 149,600円~ | 問合せ | 26,400円~ | 3~6週間 |
クロノグラフ | 149,600円~ | 問合せ | 30,800円~ | 3~6週間 |
メリット | ●確かな技術力と安心感 正規店ならではの確かな技術力を持つ時計技師と、純正部品を使用るするなどの安心感があります。●無料ピックアップサービス 梱包資材・時計配送料・時計返送料が無料で利用できます。 ●多彩な支払方法 ●24カ月保証
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●安価な修理料金 正規に比べ修理料金が安価です。●万全なセキュリティ管理 修理する時計の郵送・保管時の万全なセキュリティー対策を実施しています。 ●オーバーホール時に多岐に渡る作業を実施 ●1級・2級時計修理技能士が対応 ●部品製作も実施 ●ユーザー目線で作業を実施 ●時間をかけた丁寧な仕上げ ●1年間保証 ●送料・見積りは無料
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デメリット | ●費用と納期 費用が割高で、納期が長くなります。 |
●時間をかけて丁寧に作業 ユーザー都合による急な仕上げには対応していません。 |
まとめ
時計を正確に、長く使い続けるには定期的なオーバーホールは必要不可欠なのもです。
時計の中でも、堅牢に作られているといわれるオメガの時計も例外ではありません。
オーバーホールへ出す際にも、正規・時計修理店それぞれにメリットデメリットがあります。
メリット・デメリットを慎重に判断し、定期的なオーバーホールで大切な時計を愛用することをおすすめします。