カルティエのオーバーホールしないとどうなる?頻度は何年で料金は?

カルティエのオーバーホールは必要なのでしょうか?

カルティエは有名なジュエリーブランドですが、高級腕時計ブランドとしても有名で、数多くの名作を世に送り出しています。

また、最新の時計は自社製造のムーブメントを搭載し、高精度で丈夫だともいわれています。

丈夫さゆえに、オーバーホールなんてしたことないなどという方も。

そんなカルティエの時計でも長く愛用するためには定期的なオーバーホールが必要になります。

では、オーバーホールをする場合はどのくらいの頻度でやればよいのでしょうか?

実際にオーバーホールに出した場合、かかる料金はメーカーに依頼する場合と、修理専門店に依頼する場合ではどれくらい違うのでしょうか。

またオーバーホールの内容に差があるのでしょうか。

カルティエのオーバーホールについては、こちらから!

カルティエのオーバーホールしないとどうなる

時計は定期的に最適なお手入れをすれば、より長くより正確に時を刻むことができます。

これはカルティエの時計も同様です。

そもそも時計は細かな部品が集まって作られています。

その部品同士がきちんと機能して動いているのです。

時計を長年使い続けると、内部にゴミやほこりがたまったり、内部に水分が入り込み部品が錆びることもあります。

部品をなめらかに動かすための潤滑油も乾燥して、部品同士がこすれ合い摩耗していき、故障の原因になります。

時計を長く使い続けるには数年に一度、内部の部品をすべて分解清掃し、摩耗している部品などは取り換え、新しい潤滑油をさす、オーバーホールは必要不可欠なのです。

カルティエの場合、オーバーホールをコンプリートサービスと呼びます。

ムーブメントを調整したり、部品交換をしたりするのではなく、ムーブメントそのものを新しいものに入れ替えてしまうのです。

広告

カルティエのオーバーホールは何年ごと?

カルティエのオーバーホールは何年ごとに行うのがよいのでしょうか。

メーカーでは購入後5年を推奨しています。

コンプリートサービスでは多くの検査項目を設け、お客様のカルティエ ウォッチが正しく機能することを確認します。このサービスは、購入からおよそ5年後、または最後のフルサービス後に必要となる場合があります。

引用:カルティエ公式

ではカルティエではどのような工程でオーバーホールを行っているのでしょうか。

  1. ウォッチの完全な分解
  2. ケースとメタルブレスレットの洗浄
  3. ムーブメントの修繕
  4. 各種点検
  5. ウォッチの組み立て

カルティエでは以上の工程でオーバーホールを行っています。

カルティエのオーバーホール費用

では、カルティエのオーバーホールの費用はどれくらいかかるのでしょうか?

正規で行った場合と時計修理店で行った場合を比較してみました。

時計修理店は

  • カルティエの修理実績が多数ある
  • 経験豊富な時計修理技能士が在籍
  • 修理料金が安価

などを考慮して比較しました。

あわせて、正規に依頼した場合と時計修理店に依頼した場合のメリット・デメリットも検証してみました。

正規店 オロロジャイオ
価格 納期 価格 納期
クオーツ ¥40,000~ 問合せ ¥18,700~ 3~6週間
クオーツクロノ ¥60,000~  問合せ ¥25,300~ 3~6週間
オートマチック ¥60,000~  問合せ ¥26,400~ 3~6週間
クロノグラフ ¥70,000~  問合せ ¥39,600~ 3~6週間
メリット 確かな技術力と安心感
正規店らではの確かな技術力を持つ時計職人と、純正部品を使用するなど安心感があります。
●安価な修理料金
正規店に比べ料金がリーズナブルです。
●万全なセキュリティ管理
修理する時計の郵送・保管時の万全なセキュリティー対策を実施しています。
●オーバーホール時に多岐にわたる作業を実施
単なる分解掃除だけではなく、精度維持に関わるさまざまな作業をあわせて実施します。
●1級・2級修理技能士が対応
作業は時計修理経験が10年以上で、1級・2級時計修理技能士の資格を持った修理技能士が中心になって対応します。
●部品製作も実施
製造が修理した部品でも製作して対応します。
●送料・見積りは無料
郵送料・見積りは無料です。
●1年間保証
修理後の故障や精度不良に1年間の保証が付いています。
●ユーザー目線で作業を実施
正規店修理がよいと判断した場合、ユーザーに正規店修理を案内します。
デメリット ●返送時に連絡なし
修理出来上がり時に返送の連絡はありません。
●時間をかけた丁寧な作業
ユーザー都合による急な仕上げは対応していません。

まとめ

時計を正確に、長く使い続けるには定期的なオーバーホールは必要不可欠なものです。

時計の中でも、高精度で丈夫なカルティエの時計も長く使い続けるにはオーバーホールは必要不可欠です。

オーバーホールへ出す際にも、正規・時計修理店それぞれにメリット・デメリットがあります。

メリット・デメリットを慎重に判断し、定期的なオーバーホールすることで大切な時計を長く愛用できます。

広告