ロレックスは、時計好きなら誰しも憧れる高級時計の代表的ブランドです。
時計ブランドとしての価値はもちろん、堅牢性に優れており一度持てば一生使える時計と言われています。しかしそんなロレックスであっても、定期的に時計のメンテナンスであるオーバーホールを行わなければ、精度が悪くなったり壊れてしまったりします。
今回は、ロレックスのオーバーホールをするのにおすすめのショップをランキング形式でまとめました。ロレックスのオーバーホールを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
高級時計のロレックスにオーバーホールが必要な理由
高級時計の代名詞とも言えるブランド、ロレックスはなぜオーバーホールが必要なのでしょうか。
ロレックスをはじめとした高級時計は機械式時計といって、小さな部品を組み合わせて動くように作られています。その部品の数は平均で100以上はあり、複雑な機構を備えた時計になると200~300にも及びます。
そのため小さな部品1つがわずかでも不調になってしまうと、連動している他の部品にまで悪影響を及ぼしてしまいます。
また部品同士が触れているところは、絶えず動いているため油を塗って摩耗を防いでいます。しかし時間が立つと、この油が乾いてしまい部品が摩耗し破損へとつながってしまいます。
そのため、どんなに実績と信頼があるロレックスであっても定期的なオーバーホールが欠かせません。
ロレックスのオーバーホール依頼方法別の料金
ロレックスのオーバーホールを行う場合、大きく2つの依頼方法があります。
- ロレックスの正規店にオーバーホールを依頼
- 民間の時計修理店にオーバーホールを依頼
1,ロレックスの正規店にオーバーホールを依頼
1つが、ロレックスの正規店にオーバーホールを依頼する方法です。
ロレックスの正規店は、ロレックス専門の技術者が在籍しているため技術力は申し分ないですが、海外対応の場合が多く輸送費などがかかる関係で費用が高額になりオーバーホールの期間も長くなります。
下記はロレックス正規店で依頼した場合のオーバーホールの見積もり金額の目安になります。
種類 | モデル名 | 正規店オーバーホール料金目安 |
手巻き | チェリーニ、オイスターデイト | 44,000円~ |
自動巻き | オイスターパーペチュアル、デイトジャスト、ターノグラフ、エアキング | 47,300円~ |
スポーツモデル | サブマリーナ、エクスプローラーⅠ、エクスプローラーⅡ、GMTマスター、シードゥエラー、ヨットマスター、ヨットマスターⅡ、ミルガウス | 47,300円~ |
デイデイト | デイデイト | 60,500円~ |
クロノグラフ | デイトナ | 66,000円~ |
また部品交換が発生した場合、この基本料金以外に部品代が上乗せされます。
そのためきちんとオーバーホールをしていないと、オーバーホール代金が10万円を超えるということも充分にあります。
民間の時計修理店でも、正規店に引けを取らない技術力をもった店舗もあります。重要なのは、長期的にオーバーホールを任せられる優良な店舗を見極めることです。
2,民間の時計修理店にオーバーホールを依頼
ロレックス正規店でオーバーホールを依頼する以外に、民間の時計修理店にオーバーホールを依頼する方法があります。
民間の時計修理店では、正規店の5~7割程度でオーバーホールができる店舗もあり、料金が安く納期も早いというメリットがあります。
しかし安ければ良いというわけではありません。民間の時計修理店のなかには、技術力があまり高くないところも残念ながら存在しています。
ここでは、実際に私がオーバーホールを依頼してみて、優良だと感じた時計修理店をご紹介します。
Watch Company
住所 | 東京都千代田区飯田橋1-12-1大永舎ビル1F |
休日 | 土・日 |
電話相談 | 平日 10:00~19:00 祝日 10:00~17:00 (お問い合わせフォームからの相談はいつでも) |
HP | http://www.watchcompany.jp/ |
おすすめポイント
- ロレックスのオーバーホール納期が最短2週間
- 新品仕上げの技術力が高い
- 年間修理本数2万本以上
ロレックスのオーバーホールにおすすめなのは、WATCH COMPANYです。
WATCH COMPANYの一番の特徴は、納期の早さです。通常オーバーホールには1ヶ月~2ヶ月ほどかかりますが、WATCH COMPANYでは最短2週間という、納品スピードを実現しています。
WATCH COMPANYでは、多数の時計修理の技術者が在籍しているため、ゆとりを持って対応できるため通常よりも早くオーバーホールを納品することができます。そのため年間2万本を超える時計修理を取り扱いながら、最短2週間という納期を実現できています。
また、腕時計を研磨して傷を取り去る新品仕上げ加工というサービスがあります。
WATCH COMPANYのロレックス修理代金
WATCH COMPANYでロレックスのオーバーホールをした場合、修理代金は次のとおりとなります。
種類 | モデル名 | オーバーホール料金 |
手巻き | チェリーニ、オイスターデイト | 25,300円 |
自動巻き | オイスターパーペチュアル、デイトジャスト、ターノグラフ、エアキング | 25,300円 |
スポーツモデル | サブマリーナ、エクスプローラーⅠ、エクスプローラーⅡ、GMTマスター、シードゥエラー、ヨットマスター、ヨットマスターⅡ、ミルガウス | 25,300円 |
デイデイト | デイデイト | 27,500円 |
クロノグラフ | デイトナ | 38,500円 |
またWATCH COMPANYへ発送する送料や返送にかかる料金は、すべて無料です。
ロレックスのオーバーホールを考えている方は、まずは気軽に見積り依頼をしてみることをおすすめします。
オロロジャイオ
住所 | 東京都中野区中野2丁目11−5 吉田ビル 2階 |
休日 | なし |
営業時間 | 11:00~18:00 (お問い合わせフォームからの相談はいつでも) |
HP | http://www.rentracks.jp/adx/r.html?idx=0.9527.296485.2058.5800&dna=81830 |
おすすめポイント
- 時計修理経験10年以上の技術者のみ在籍
- ロレックスをはじめ、アンティークにも対応
- 新品仕上げ(研磨)がセットでお得
オロロジャイオは、時計修理の経験が10年以上の技術者のみが在籍している時計修理店です。そのため技術力が高く、ロレックスはもちろん通常修理が難しいと言われているアンティークにも対応しています。
技術者は全員、国家資格である時計修理技能士1級、または2級を取得しているため、質の高いオーバーホールを求める方におすすめです。また腕時計の新品仕上げ(研磨)加工は、オーバーホールと一緒に依頼すると割引になる、お得なセット料金が適用されます。お得に新品仕上げを行いたい方は、オーバーホールとあわせて依頼してみましょう。
オロロジャイオのロレックス修理代金
種類 | モデル名 | オーバーホール料金 |
手巻き | チェリーニ | 19,800円 |
フォーマル | デイトジャスト、オイスターパーペチュアル、ターノグラフ | 22,000円 |
スポーツモデル | サブマリーナ、エクスプローラーⅠ、エクスプローラーⅡ、GMTマスター、シードゥエラー、ヨットマスター、ヨットマスターⅡ、ミルガウス | 24,200円 |
クロノグラフ | デイトナ | 38,500円 |
オールドモデル・アンティーク | 4桁型番、デイデイト | 27,500円 |
オロロジャイオは、送料や返送料はもちろん、見積後にキャンセルした場合の返送料も無料です。
まずは気軽に問い合わせてみることをおすすめします。
まとめ
ロレックスのオーバーホールにおすすめのショップをご紹介しました。ロレックスは堅牢性に優れた時計ですが、定期的なメンテナンスであるオーバーホールが必要です。一般的に3~5年に一回はオーバーホールを受けたほうが良いと言われており、放置していると油切れや部品の不具合により、故障につながってしまうこともあります。
ロレックス正規店でもオーバーホールを受けることができますが、費用が高く納期も長くかかります。民間の時計修理店は、正規店の5~7割の価格で利用でき、納期も短いのが特徴です。しかし店舗によって技術力の差があるため、優良な時計修理店を見極めることが重要です。今回紹介した2店舗は、どちらも時計修理の技術力が高く安心してオーバーホールを依頼できます。
ロレックスを発送する際の送料や返送料も無料なので、まずは気軽にお問い合わせをしてみることをおすすめします。